ANATAKIKOU『HERE WE ARE』TOUR@UNIT

●バンドオブグリマーズ
男五人がボーイスカウトみたいな恰好で、
ドラム以外の4人がずらっと一列に並んで歌ってるというのは新鮮な図だった。
一番右に高木ブーみたいな方がいて(笑)
楽しそうにしてる姿がよかった。
でもその人が飛ぶとライブハウスが揺れるのだよ。


司会進行で胡散臭いおっさんが登場したんだけど
あまりのおろおろっぷりがウケた。



ベベチオ
3年前にやっぱりANATAKIKOUとの対バンで一度見ていて
その時にちょっと退屈だったもんだから、
苦手意識のまま今回を迎えたのですが。3年経つと変わるね。
ものそいANATAKIKOU化しておった。なにもかも似てきてた。
もともとすっごい仲良しだからってのもあるんだろうけど
にしてもちょっと似すぎじゃないか、、、
いっそのこと一緒にやっちゃえばいいのに。5人で。
キンモクセイ堂島孝平くんがやった「モクキンドウ」みたいな
期間限定ユニットをさ。


一緒に行ったK先輩がボーカル早瀬さんのことを
「ビューティフルサンデーの田中星児に顔がそっくりだ」
と言っててなるほど納得だった。



ANATAKIKOU
レモンの涙/ジャノメ傘/リリー/新曲(イメージは大事)/
フライングボストンバック/新曲(いつだってさよなら)/
新曲(缶コーヒー)/新曲(ダンサブルな感じだった)/
/WOMAN RECORD/My girl/アンコール・アーチ超えて


まあきさん、いつものように赤いシャツ。
でもちょっと鎖骨みえて、汗をかくととてもセクシーだった。
ほくちゃまはわたしの位置と背でよく見えず…。
帽子と眉毛とみけんのしわしかみえんかった。
藤井さんはよく見えたのでほぼガン見してしまいました。
藤井さんの反応をみるのが楽しい。


レモンの涙、最初、まあきさんの声がよくなく聴こえたのだけど
徐々に出てきたように思った。
ジャノメ傘はわたし最近けっこう好きで、
藤井さんのドラムとみなぢさんのベースだけで震えた。
そして6月に聴くリリーは良いね。


最初の新曲はイメージはなんたらいう曲で
とにかく歌詞が。ギターの弦がソーメンだったらとかあったよ。
すごい楽しい。
で、フライングボストンバックはいつも急に入るから
いつもいつもびっくりして跳ねてしまう。


新曲3連。いつだってさよならはこれはもっと自分の中に入ってきたら
そうとうはまりそうな気がする。イントロのタンッタタンのドラムからし
キュンキュンする切ない系。
缶コーヒーの歌はほくちゃまボーカル。
これ前回の月見ルでできたばっかの新曲ですって
メロディーだけをやってくれた曲で、
その時は「テンポが速かった!」って言ってて、今回聴いてなるほどと。
たしかに月見ルのときはそうとう早くて、全然イメージ違かった。
自分的にはこれのベースラインがめちゃくちゃ好き。めっさ好み。
4曲目の新曲はなんていうか、レモンの涙とか香港ジャーニーを得て
進化してきた1つの形をみたような気がする。


新曲を聴いての感想は、まだ1度聞いただけでは自分の中に
入ってこないってのがあるのだけど、
すっごいアルバムが楽しみになったのは言うまでもなく。
K先輩は「なんかちょっと昔のANATAKIKOUが戻ってきてる気がした」
といってて、なるほどとも思ったし
わたしはそれもあるけど、なんだろう。
今までのANATAKIKOUを芯に置きつつ
一皮むけた今のANATAKIKOUを見た気がしたねえ。
あと月見ルで曲しかできてなかったのが
もう歌として出来上がってる、
ちゃんと形になるその過程をちょっとみられて
現在進行形のANATAKIKOUを一番感じたように思いました。


でももちろん昔の曲だって。ひさしぶりのウーマンレコード、
イントロでの藤井さんのドラムのツッタンツッタンいう音で
きたぁ!!!って。ドラムだけで何の曲かわかるもんなぁANATAKIKOU


とにかく、月見ルの時とくらべて「新曲を聴いてほしい」
という思いみたいなのが強く強く。
ライブの力強さが違かったよ今回は。
アンコール後もお客さんの拍手が鳴りやまなかったので、
時間の関係で歌は歌えないけど、3人出てきて挨拶。
お客さんもみんなANATAKIKOUが好きー!!!
という空気があふれている感じでした。
そうなんだよな、東京だと余計に待ち望んでるANATAKIKOUでもあるし。
なかなか大阪にはいけないので、
東京に来てくれるのを待つしかないのだけど
みんな待っているからもっと東京でもライブやってほしいなーと思います。