いつまでも世界は・・・

2013年5月19日(日)
ANATAKIKOUの関西での復帰ライブをみに京都まで行ってきました。
サーキットイベントで、第1期ANATAKIKOUの三人、
つまりほくちゃま、藤井さん、松浦さんがそれぞれライブをする
っていうのもあったので。
なかなかこういう機会もないなあって。


ついてしばらく京都ミューズでいくつかバンドみたあと、
ほくちゃまこと、北條真規さんの出るさらさ花遊小路へ。
雰囲気のよいカフェ!
ほくちゃまのライブみるの、もしかしたら
前に東京にきたとき以来、、、2年ぶりか!?
いきなりTheピーズのなっとーばかりくっててもいいのかで始まり
終わりは長渕剛の歌という
わけわからない展開でふいたww
ワイルドピッチ中学生やっときけて嬉しかったし。
二級河川の蛍とかも。
2年ぶりにみれた感想としては
曲終わっての休憩時間が長くなった気がするw
でもやっぱりすごくほくちゃま節。聴けてよかったよー!!!!


そしてそのあと、京都ミューズに戻りハンサムケンヤさん。
最近ライブ行けてないので、みるの初だったんだけど
サポートがすごすぎる。。。
W藤井さんだわ、マエタツさんだわって…。
そらもう演奏めっちゃよかったけど、
ハンサムケンヤ氏の曲もおもってたよりずっと好みだった。
今度CD買ってみよう。
藤井さんのドラムがほんっとに藤井さんすぎて。
途中、マエタツさんが藤井さんあおったんだけど
それがもうめっちゃかっこよかった。
あおったマエタツさんもだし、
それにのっかって
すっげえぎらぎらしたドラムで答えた藤井さんも。


そして次にANATAKIKOU
セッティング中にはアーチ越えてがちょろっと聴けた。


リリー/万年筆とガールフレンド/今日も明日も
/この世界は誰のために/うろこのない魚/旅のわかれ


松浦さん、うどんを食べながら作ったという
劣等感がなんちゃらの歌からはじまり(笑)
先月の東京の時も、歌ってはじまったけど
あの時の同じメロディーだったような気がする。。。


ぶっちゃけ、藤井さんのドラムを聴いた直後に
そうじゃなくなったANATAKIKOUのライブって
ちょっと酷だなあって思ってた。
実際、最初の数曲に関しては
わたしの感じ方でしかないのだけれど、
先月の時より違和感を感じてしまった。
リッキーさんが悪いってわけじゃなくって
(むしろリッキーさんのきれいめなドラム活かす
聴かせるセトリだったように思うし)
わたしの中のもの、
ふとした、ほんとふとした瞬間のフレーズの違いに
はっとなったりしてしまったりで。
だけど、「この世界は誰のために」ここからだったなあ。
この曲すごい!
松浦さんの歌いきった!!!感がすごいってのもあるが(笑)
良くも悪くも梅雨の雨のような
会場全体ちょっとしっとりしすぎてしまっていた雰囲気が
ここで、ぱああって日が差し込んだ。


物販のMC。
ライブと通販でしか買えない新音源がもうなくなりそう、
と言ったそばから、「たくさん持ってきている」という謎の話に
お客さん大うけw (つか藤井さんが爆笑してた気が)
松浦さん、今日はいつにもまして噛んでたし支離滅裂だったね(笑)
メンバー紹介。ドラムのリッキーさんがすごいと紹介。
「何がすごいかって帽子がちっちゃい」
ツボったw
赤と白のトリコロールの帽子だったんだけど、
こっちからみるとサンタクロースっぽくみえたんだよね(笑)


しっとりした曲をやります、と
「うろこのない魚」 はじまったかな?と思ったら
チューニングがおかしくてストップ。
このチューニング待ちの間がまた、たまらなかったな、
京都ミューズうううって感じ!
もうこの時点でしっとり度が下がってましたが、
いいところで松浦さんのギターの音も鳴らなくなり。
アイコンタクトで察した学さんのフォローがすごかった。
ギターボーカルが、ギター弾かないで歌うって新鮮だったしw
松浦さんも「俺のギターぽちょぽちょやってるよりいいやん!」ってw
ちゃんとしたのも聴いてみたかった気もするけど
これはこれでステキだったし、ライブならではだったよね。


「旅のわかれ」
めずらしい。みなぢさんが最初ベース入れなくてやり直し。
京都ミューズうううって感じ!!!
しかもサビでまたも松浦さんのギターの音が消える。
すぐに直したけど、なんかこういうトラブルの1つ1つも
暖かく見守る雰囲気がすごくよかった。
何度も言っているけど、京都ミューズのなせる技なんだよなあ。
ここでしかみられないANATAKIKOUのライブなのよね。
復活関西一発目がここで、京都ミューズのANATAKIKOU
またみることができたこと、そこにいることができたこと。
今日はこれに付きました。
トラブルが続いたからか、
次回のライブ告知を完璧に忘れてたこととか
後ろからマエタツさんのツッコミや
藤井さんの笑い声が聴こえたこととか、
そんなささいなちっちゃいことも忘れたくないような
そんな京都ミューズの
ホーム感あふれるANATAKIKOUのライブだったんです。
こんなに心がぎゅううってなるライブは
やっぱりわたしはANATAKIKOUだけなんだわ。


ライブ終わって、友達と一緒にサインもらったりして、
で、友達が京都ミューズのチケットで
前売り買いたいライブあるってんで
買うのまっている間、その後ろでなにか盛り上がってて
なんだろう?って思っていたら
松浦さん、ほくちゃま、藤井さんが三人並んで座ってた。
リッキーさんがツイートしてらした写真に
https://twitter.com/sistelick/status/336066006734745600
たまたま居合わせた。
(ちなみにリッキーさん「これはレアだ!」って感激してた)
やっぱりあの3人が一緒にいるって特別すぎる…。
変わらない3人がそこに。


京都まできて本当に良かったです。
すごくすごく幸せな一日だった。
わたしが次にANATAKIKOUのライブみるのは
たぶんしばらく先になっちゃいそうだけど、
だけど、またANATAKIKOUのライブみられるって
思えるだけで日々がんばれるってもんです。
松浦さんの思うANATAKIKOUがある限り、
どこまでも追いかけて行きたい、そう思える。
第3期ANATAKIKOUはまだはじまったばかり!

ミラーボールミュージック@o-nest

2013年4月27日(土)
藤井さんがぬけて、松浦さん1人になった
ANATAKIKOU第3章のはじまりのライブをみてきたのだった。
不安と期待の中で。


他のバンドもみたけど、とりあえずANATAKIKOUの感想のみ。


リリー/万年筆とガールフレンド/今日も明日も
この世界は誰のために/RUNAWAYFROM


セッティング中には「ぼんやり、雨」がちょろっと聴けた。
セッティングもおわり、
いつものように、そう、いつものようにクロコダイルにあわせてメンバー登場。
松浦さんのハミングから、何か歌うのかなと思わせておいて
アナタキコウです!」と、そして1曲目リリー。
1曲目!
今までのアナタキコウのそのままの雰囲気、
だけども、みさちゃんが入ったことによって
めっちゃコーラスが強化されててそうきたか!!!と。
第2章で作りあげたイメージ崩すことなく、でも変わるところはかわって
そしてちゃんと前に進んでいて、アナタキコウであって!
続いている!!アナタキコウの物語が!
瞳キラキラさせて歌う松浦さんが印象的だった。
不安なんぞいっきに吹き飛んだよ。


再始動できたこと、ステージに立てたことを感謝という松浦さんのMC。
メンバー二人が一身上の都合でやめたけど、
あいりん地区でおでんでも売ってるんじゃないかって(笑)
ちなみに言うとあいりん地区が、わたしまったくわからなかったので
あとで調べちゃったよ(笑)


万年筆とガールフレンド、今日も明日も。
もうほんとコーラスが!コーラスの重なりが!
「I wish your love」の部分とかすっごくゾクゾクきた。
瞬間瞬間の音や声と声の重なり合いはじつは儚いということに
あらためてはっとし、
そこにこの曲の切なさが相まって。


松浦さんの声って、女性の声とすごい相性がいいから
みなぢさんそしてみさちゃんのコーラスも映えて
思っていたよりずっとずっと最初からすんなりなじんで聴けた。
ドラムもまったく違和感ないとは言えないけど、
それでもすごくなじんでた。
そりゃドラムのパワー感というか、
藤井さんならではの、前のめり感は(アップテンポはとくに)
みさちゃんにはないのだけど、でもフレーズ的な部分や印象は
わりと原曲イメージのまま叩いてたと思うし、
みなぢさんとも合ってるし、今日も明日ものドラムも力強かった。
正直ここまでとは思ってなかったよ!みさちゃんすごい!!!!


いきなり松浦さんハイテンション「ラップ初挑戦だよ!!!」
この世界は誰のために。
最初の「エスケープ!」からもう!コーラス!掛け合いかわいい!
「!」の連続ですよもう!
音源とはもう別物的に、みなぢさんみさちゃんコーラス可愛いし
松浦さんのラップがね、よくぞ!!
サビはみんなで歌ってとあおって(笑)
新しいアナタキコウが一番みえたかもしれない。


最後の曲、みんなで最後踊りましょう!って
はじまったのは、イントロが印象的なベースの
聴いたことないアップテンポな曲。
紙飛行機がおでこにささってるとか、なんとか、、、これは新曲!?
これまたきもちわるい(誉め言葉)曲きたー!!
1番だけやったところで、ドラム4つ打ちになって
松浦さん謎のハイテンションで
「踊ろうぜって言ってるけど聴こえてますかい!?」
RUNAWAYFROM。
個人的になんかこの曲で一番じーんときてしまった。
変わったんだけど、でも変わらずにライブみれていることに。
正直やっぱりこの曲、
前に比べたらまだパワー不足否めないように感じたけど
でも変わらず聴けていることに。
これからきっともっとよくなるって思える、またライブみられる、
期待を込められる嬉しさに。
続いている、続いていくアナタキコウに!


曲がおわり、松浦さんらららーと歌い、学さんにふると「なんでおれ!?」
そんなオチでライブがおわりという(笑)
楽しすぎたよもう!!!!!!!!
ほくちゃまが抜けた、ふたりのアナタキコウのときの
一番最初のライブの時に比べたら、
それはもう土台が固まっているステージでした。
松浦さんの気持ち悪いテンション(誉め言葉)からしても!(笑)
手探り感もなく、きっと松浦さんの思うANATAKIKOUへの想いにはぶれはなく
それを信頼するみなぢさん学さんそしてみさちゃんと作りあげる最初の一歩、
力強く踏み出していたように思いました。

終わったらなんだかいろんな感情あふれて、泣けて仕方なかったよ。
泣かないって決めてたのに。
久しぶりに先輩やアナタキコウなお友達と一緒にみれたことも大きかった。
どうもありがとう。


他のバンドのライブいくと、どうしてもアナタキコウのことを考えてしまうから
音楽ライブを観に行くことを減らして、音楽聴くこと愛でることが減った。
好きすぎちゃうと反動が大きい、それが怖くて。辛くて。
なので今は休みの時と考え、音楽からは距離を置いていたんだけど、
でも昨日の順さん、そして今日のANATAKIKOUのライブで
大好きだ!っていう感情がしっかり自分の中に戻ってきたことが嬉しかった。
やっかいだね痛いよねわたしってば。


次のANATAKIKOU、5月19日の「いつまでも世界は」という京都のイベントに
出ることが決まったらしい。行くよね行くよ。
第3章のANATAKIKOUもしっかり観て行こう、
追いかけようって思える、ほんとにステキなスタートだった。
心から大好きだあANATAKIKOU

ANATAKIKOU『 Release You ! 』@東心斎橋Janus dining

city_diving2012-07-21

2012年7月15日(日)
当初はアコースティックでゆったりという趣旨だった
今回のジャニスダイニングというカフェでのライブ、
藤井さんの脱退というできごとがあったために
急きょ座席を少なくして立ち見を増やして
(ほんとに急なことだったんだなぁ…)
しかもほぼアコースティックというよりは通常通りのライブだったから
わたしは立ち見だったんだけど、立ち見でよかったなって思ったな。
前に上の階のジャニスでライブやったとき、
椅子があって椅子に座りっぱなしでアナタキコウのライブみたんだけど
その時すっごく踊りたかったんだよねぇ。。
ステージの高さもフラットだったから、目線の位置が同じだったのも
なんだか距離が近く感じました。
実際いつものライブハウスよりは距離近いんだけどね。椅子席とくに。


またたく合図(松浦・藤井)/午後5時の追随画(+みなぢ)
/レモンの涙(ここから4人で)/アニマルはマニュアル/曖昧な天国に捧ぐ/
アーチ、越えて/今日も明日も/モネラ氏の庭園
/うろこのない魚(松浦・藤井)/ぼんやり、雨(ここから4人で)/
旅のわかれ/万年筆とガールフレンド/シンデレラ/フラストレーション
/RUNAWAYFROM/MY GIRL/
<アンコール>
リリー
<ダブルアンコール>
幻想港町(北條さんも登場)


まずは松浦さん藤井さんがふたりで登場。
最初のMC藤井ちゃんから!って
藤井さんの挨拶からはじまった。
松浦さんいわく
「ホームパーティーみたいになったらいいなって思ってる」と
ランチボックスなんかの紹介もしつつ。
ちなみにランチボックス、お弁当箱のグッズでも
出すのかと最初思っていたよ(笑)きっとわたしだけじゃないはず!
ランチボックス、ナポリタンとサンドウィッチだったんだけど
けっこう美味しかった。


ふたりアナタキコウで「またたく合図」
しょっぱなから、こんなむき出しのアナタキコウ
次にみなぢさんのベースが加わっての「午後5時の追随画」
そして学さんが呼ばれて4人での「レモンの涙」
徐々に人が増えて、音の厚さが増えど、ちゃんと中心にどっしりある
アナタキコウっていう船が
揺れることっていうのはないんだなって思った。
レモンの涙の「わたっても」「かじっても」が
どっちだかわからなくなっているのも、それさえも!
…笑ったけどね!(笑)


そのまま「アニマルはマニュアル」今日はカフェらしい
音がダイレクトに聴こえてくる感じ、
音も声も人肌感じるくらいだったんだけど
藤井さんのコーラスもよく聴こえた!
最初のハイハイ!から良く聴こえると
なんか、にやけてしまうね。
「曖昧な天国に捧ぐ」これがもうほんっとうに大好きで
iTunesでの再生回数900回越えたもんな、
1年ちょっとでこれはキモイよわたしwww
とにかくこの曲における藤井さんのドラミングが
めっちゃかっこいいと思うんです。
藤井さんならではだと思うんです!
サビ前のフィルなんかやりすぎじゃないかと思うくらいの音量だけど
(何度聴いてもニヤっとしてしまう)
とにかくカッコイイ。もちろん詞の雰囲気とかもさ、
あの曲の浮遊感がもう味わえないのか、、とか一瞬考えてしまって
もーれつにさみしくなったりしたけど、
でもやっぱり何度聴いても嬉しい曲。
今日は松浦さん歌詞飛ばさなかったから余計に!w


アーチ、越えて、今日も明日も、モネラ氏の庭園の辺りはもう
ただただかみしめて聴いていたよ。


そしてまた再び2人になって。
自然と演奏がはじまってXTCの曲。こういうのすぐできちゃうの
ほんとかっこいいよなあ。。
松浦さん。最後だからいろいろやっとかないと!
とは言ってたけど、
藤井さん、脱退だけど1プレイヤーとしてゲストとして
招くってこともあるっていう前提での脱退だ、と。
藤井さんも、同じことを言ってたから、きっとそれは
近い将来あるっていう希望はあっていいよね。
ただ嬉しさと残酷さは紙一重ではあると思うけどね…。
そんなふたりでの「うろこのない魚」松浦さんの歌が
今日は本当によかった。強く優しいうた、深く深く沁みる。


ふたたび4人体制になって今日は降らなくてよかった、と
ぼんやり、雨。そして旅のわかれ、という
お別れソングが続くと心臓が痛い。
とくに旅のわかれはなにをどうしたって。
なんでいつも夏なんだろうねアナタキコウ


そして新曲、あのお別れがあってから、
進んだ先にあった万年筆とガールフレンド。何度だっても書きたい。
ほんっとうにいい曲。これを今聴くことができる幸せをかみしめながら。
藤井さんのバスドラ4つ打ちからのこれも夏の曲、シンデレラ。
なんだか明るい昼間に聴くのも不思議な感じの星空感続く。


フラストレーションからRUNAWAYFROMのバンド感ったら!
フラストレーションのラスト、松浦さんのギターが溜めすぎで
藤井さんのドラムの締めと合わなかったのも、愛らしい。
RUNAWAYFROMの時の藤井さんのスネアの音色がたまらんかったな、
今日はスネア2つ使い分けてたけどぜんっぜん違う音放ってたもんなあ。


東京以上にタイトな流れ、気がつけばあっという間のラストの曲。
みんなの笑顔見れてよかったという松浦さんに、
学さんがキーボードを少し鳴らして余韻を誘う。
「やらざるをえんな」とはじまったマイガール
去年の12月のライブを思い出し、今日を想い、
かなりウルウルになりながらぐっと耐えた。
最後のらんらんらーの1節がコーラスっていうより
みんなで歌っているっていう感じに聴こえて、
より人肌の温かさのある一体感を感じて切なくなったり。


アンコール。
松浦さんが帽子を変えてきた。
客席からお花が渡されて、
松浦さんが無理やり服のぽっけに入れるも、
これ藤井ちゃんのでしょ、と、そのお花はバスドラに置かれ。


藤井さんの挨拶。
またサポートすることもあるけど、その時は
一緒やーんって言っていただけたら、と。
そして松浦さんの話。ほくちゃまが抜けたビックバンがあって、
それからこの体制で僕らが思うポップミュージックを発信できて、
その第2章はいったん幕を閉じるけれど、
こんなポップミュージックあるんやっていうのを
僕はこれからも発信していく、と、
こんなようなニュアンスの話を。


そんな話があったあと、「リリー」
松浦さんが歌詞につまり、
いつもニコニコしていたみなぢさんが顔を真っ赤にして
涙がこぼれるのを必死にこらえている。
最後の、6月の空に花束を〜の所で客席から自然と手拍子があがって
松浦さんがいっそう歌えなくなり、そして藤井さんの表情。
これ泣かないとか無理だった。
人間味と愛にあふれすぎていた。
すべてをまるっと抱きしめていたかった。
この時間が終わらないで永遠であればいいのに。。


ダブルアンコール。
みんな出てきたあとに、
大歓声の中ほくちゃまがお酒をもって登場「出発進行!」と。
松浦さん「ごりらがきた!!!w」
松浦さんとほくちゃまのやりとりが本当に変わらない。
お酒のラベルには初期のアナタキコウのほくちゃまが作ったという
ゴム印が押されていたそうだ。粋すぎる。


ほくちゃまのライブ告知もあり、松浦さんの告知もあり、
その流れで、松浦さんが
「藤井もバリバリのドラマーで次はチャゲアスで叩く」
とか言って、そんなことになったらわたし失神するわ!!!
と爆笑したり。
でも今のChageちゃんなら、ヨエコさんの後ろで叩いてた一之瀬さんと
やってたりセカイイチと対バンしたりあるので、ゼロじゃないぜきっと!
しかし節目ライブでチャゲアスの名前聴くとは感慨深かった個人的に(笑)


ほくちゃまも一緒に歌おう!ってことになったんだけど
藤井さん「五つの夜までちゃうで!」
ほくちゃま「ええええ!?」
ほくちゃまほんとうにおいしいところもってくなあ(笑)


最後は明るく「幻想港町」
ほくちゃまに対し「めっちゃ緊張してるやん!」とつっこむ松浦さん。
間奏で「ラップ!!」ってほくちゃまにむちゃぶりする松浦さん。
ぜんぜんラップじゃないほくちゃま。
爆笑する藤井さん。
ああ、ほんとうにこの3人の空気は変わらないんだ。
明日にはもう揃わない3人、だけど
きっとこの先も、ひとたび集うことがあれば
それは変わらないんだろう。
うん、きっとアナタキコウが続く限り。


最後には藤井さんもワンフレーズ、ソロで歌って。
楽しい時をありがとう。
笑って泣いた、すごくいいライブだった。


ライブが終わり、
お酒飲んだりランチボックス食べたりしてるうちに、
打ち上げが始まりそうだったんだけど、
いる人そのままいてもいいよ!っていう松浦さんの粋な計らいで
そのまま残った。けっこうファンの人残ってたと思う。
松浦さん藤井さん、
そして京都ミューズのゆきさださんの挨拶でみんなで乾杯!


さっきまでライブをやっていたのも嘘のように
テーブルと椅子が並べられて普通にカフェになってて
わたしたちもたくさん飲んで食べた。とっても美味しかった。


藤井さんとも松浦さんとも少し話した。
松浦さん、わたしたちはただのファンなのに
アナタキコウについてすごいまじめな話をしてくださって、
とても恐縮だったんだけど、
松浦さんの中のアナタキコウへのぶれない想いがある限り、
我々がどう思おう言おうと、
それをきちんと受け止めつつも、
松浦さんのアナタキコウへの想いを突き進む限りは、
わたしはついていけるし待てると思った。
第3期ANATAKIKOUも楽しみです。


帰り際にはみんなと藤井さんと一緒に写真を撮った。
ゆきさださんがすっとカメラをね、かまえてくれて。(さすがブレーン)
わたしがその写真を手にするのは、先になるのだけど
その頃にはもっといろんなことを実感してくるのだろう。


まだ夢の中の出来事のように思えるくらい
幸せな愛にあふれた1日だった。
ライブハウスじゃなくてカフェだったのも
とてもよかったんだなぁ。いつもより距離感が近くて親密、
こういう暖かさってほんとANATAKIKOUでしか感じえない空間のように思う。
…だから、余計にまだ実感が湧かないんだ。


あまり実感は湧かない、
けどこれからも松浦さんも藤井さんも、変わらず好きでいれるっていう
確かな感触だけはある。
ANATAKIKOUのおかげで得たものがたくさんありすぎるし
感謝の言葉いっぱいいっても足りないくらい。
うん、これからもずっと応援しています。
松浦さん、藤井さん、そしてみなぢさんに学さん、
ANATAKIKOUと、あの場所に集まったみんな、
想いを飛ばしていた人たち、全員に幸あれ!
ありがとう、大好きですANATAKIKOU

ANATAKIKOU『 Release You ! 』@o-nest

2012年7月12日(木)
ANATAKIKOUから、ドラムの藤井さんが脱退。
松浦さんと藤井さんの二人でANATAKIKOUだったわけで、
藤井さんが抜けると、松浦さんは一人。
でも1人でも松浦さんは「ANATAKIKOU」を続けていく。


それの発表があったのが先週の金曜日。
全然実感がわかないまま、
松浦さんと藤井さんのANATAKIKOU
東京のラストライブを観てきた。
リリースパーティー、新しい音源を引っ提げての。


リリー/モネラ氏の庭園/アニマルはマニュアル/今日も明日も
/曖昧な天国に捧ぐ/てのひらに/またたく合図/レモンの涙/
万年筆とガールフレンド/ぼんやり、雨/春はまだ/
/シンデレラ/フラストレーション/RUNAWAYFROM/アーチ、越えて
<アンコール>
旅のわかれ/幻想港町


なんかもう、ものっすっごいANATAKIKOU!ってライブだった。
きゅんと切なくてとっても楽しくて
バンドって素晴らしいって思わせてくれるライブだった。
あんまりしんみり感もなくて、
そういう気持ちも嬉しかったな。笑顔でっていう。
まだ大阪もあるからってのもあったとは思うんだけど。


松浦さんの声も綺麗で、
藤井さんのドラムのパワフルさも増してすごくって、
ほんといい雰囲気のライブだったよ。
最初っからリリーでは、松浦さんちょっと歌がつまっちゃったり、
モネラ氏ではイントロのベース、みなぢさんが入れなかったり、
アニマルはマニュアルでは、松浦さんがカウント入ったのに
急にとめて藤井さんがずっこけそうになったり。
旅のわかれの2番行く前なんか間違えてたり(たぶん藤井さん)
あげくには幻想港町のしょっぱなの歌詞飛ばしたり!!!
こういうのいつにもまして多かった、でもそういうのがもう愛らしい。
バンドっていいなって思えるのね、なんかANATAKIKOUだと。
だってやり直すときの息づかい感じられるし、
何よりもそこからいっそうかっこいいんだもん!


リリースパーティー、CDの表題曲の「万年筆とガールフレンド」が
とにかくとにっかく、すっばらしかった!!!!
松浦さんがソロで歌っていた時にさんざん言いましたけど
もっともっと越えてきた!!!!
もうね、ANATAKIKOUでのアレンジが
またすっばらしかったんだよ!!!
最後にこんな名曲残して!
バンドとして素晴らしい音源残して!ううう。
ほんとうに今の4人での最高の音楽の形だと思う。


あとものすごいたまらなかったのは、
てのひらに〜またたく合図からの、レモンの涙。この流れの妙ったら!
たぶんまたたく合図は、今のANATAKIKOUで演奏するのって
前にあったけどあれはアコースティックだったから
今回のアレンジがまた良かったんだよ!
学さんのピアノがすごいイメージ崩さず
でもいっそう切なさ増してて。アウトロとかもうたまらんかった。
この流れからレモンにいくおてんばっぷりがいいのよね。
レモンの涙だって、やっぱり前とはアレンジ変えていたりさ。


だからそう思うと、松浦さん1人になったとき、
逆にどういう風に聴かせてくれるんだろうっていう、
楽しみものすごくあるなってあらためてそんなことを思ったり。


割と真ん中あたりで、藤井さんの挨拶。
最初っから噛んでたところに爆笑(笑)
松浦さんに固いとつっこみされつつも、
中盤に挨拶もってきたことで、そのしんみりさを
あまり出さないようにっていう気遣いも、感謝。


あと、すごい面白かったのは
途中でお酒を頼もうって、後ろの売り場から
お客さんを伝ってそれをリレーで前に運ぼうって
松浦さんが言いだしたんだけど、お金どうするねん!って(笑)
断念したんだけど、気をきかせた方がハイネケンを買ったらしく
お客さんをつたってステージへ運ばれていった。ステキ!
メンバーが順々に飲んでいたんだけど
藤井さんのあとだったみなぢさんが、ちゃんと口の部分を
手でぬぐってから飲んでいたのに大爆笑なのでした。


曖昧な天国のイントロのバーンって入るところとか、
(藤井さんのドラムが今日はましてすごかったと思う)
レモンの涙やRUNAWAYFROMでの、
中盤でドーンと広がっていくバンド感が
とってもとっても心地よかった。
あの一体感をわたしはぜったいに忘れない。
ANATAKIKOUでしかないあのグルーヴ感を。


本編ラストにアーチ、越えて。
あ、この前のトークだったと思うんだけど
松浦さんが「みんな集まってくれたことが最高だし、
でも社会的には最低かもしれないけど!」
って言ったのがすっげえツボった。
そのあとに、アーチ、越えて。
トークから自然に歌いだし、
こういう爆笑させてからの切なさの落差がね、
ほんとうにANATAKIKOUだなあって。ほんとうに。


アンコール。
旅のわかれ、松浦さんが少しこみあげていそうな声だったけど、
でもしんみり終わらないで笑顔で終わろうってもう1曲、幻想港町。
が、みごとに出だしの歌詞を松浦さん間違えて(笑)
イントロを飛ばして、歌いだしからまたはじまったのもさすがだったし
こういうハプニングもいっそう笑顔を呼んだ。
みんな笑顔でありがとう。


そしてダブルアンコール。
曲はできないけど、挨拶をしに出てきてくれた。
藤井さんの挨拶、そして最後に締めようってことで
「ジャンプして着地と同時に、手をパン!」
みんなでせーのでジャンプ。ANATAKIKOUのライブで
ジャンプしたのって初だったね、初だったなあ。
ここにきてはじめてってなんか感慨深かったよ。


終わった後は、大サイン大会になっていたのでサインをいただいた。
藤井さんはこれからも二人をよろしくって書いてくれたよ。
大阪からきた方々や、東京のファンのみんなと一緒に
わいわいできたのもとっても救われたな。
みんなステキな人たち!ANATAKIKOUでの縁に乾杯!


次は泣いても笑っても最後の大阪ワンマン、
またその時に長文をつづるとして
今日の感想文はおしまい。
とにかくANATAKIKOU大好きだ!って思った一日でした。

ぺトとアナタ@O-nest

2012年4月4日(水)
1月以来のANATAKIKOUのライブはペトロールズとのツーマン。
早々にソールドアウトしていただけあって
きゅうきゅうなネストでした。


ANATAKIKOU
リリー/シンデレラ/オオカミ少女/モネラ氏の庭園/てのひらに
/ぼんやり、雨/今日も明日も/RUNAWAYFROM/アーチ、越えて/


ものすごいアウェイだったんでは。
オープニング、歌い始める前に松浦さんがいきなり
「こんなにしゃべると思わなかったでしょ?」と
けっこうしゃべったもんだから、
戸惑うお客さんの雰囲気いきなり面白かった。


リリー、シンデレラというしっとりキュンとくる2曲で
自己紹介的な流れかと思いきや、
ここでオオカミ少女もってくるとこがいい。
イントロがものっすごいかっこよかった。こういうの、ほんと
ANATAKIKOU!って感じがする、
何が飛び出すかわからないっていう感じの!
(「サーモンピンクな恋心」の部分が、
いつになく斬新だな!って思ってたら
松浦さん笑っちゃっていたから、やっぱなんかあったんだなw)
続くモネラ氏、個人的にすごいきゅんとなったのは
モネラ氏の余韻のまま、てのひらにのイントロに行ったところ、
てのひらに最近やってなくて、
聴きたいな聴きたいなと思っていたので余計!
あのイントロのギターがね、いい余韻を含むんだなあ。


メンバー紹介をしていたら、藤井さんと松浦さんの二人でANATAKIKOU
って言ったら、「ええー」っていうお客さんたちがいたわけで、
でもそうだよなー、普通に知らんでみたら、
ぜったいそう思わない編成だよな、
とかなんかあらためて思ったり。
いきなり泣いて爆笑する、隣り合わせの裏腹感。
ある意味僕たちはそこを目指している、みたいな話をしていたかな。


しっとりぼんやり雨、今日も明日も、そしてRUNAWAYFROM。
RUNAWAYFROMのイントロ4つ打ちで松浦さんがランバダの歌だからって
ランバダを歌ってたのおもしろすぎたww
でもそれにちゃんとみなぢさんとか学さん合わせてたりするのがいい。


最後にアーチ。いろんな情景を想いぐっとくるね、やっぱり。


なんだけど今日は個人的には悪くなかったんだけど、
なんかもうひと爆発欲しかったような感じがしてしまった。
良かったんだよ、良かったんだけど、なんだろうね、、、
うん、ほんとに紙一重くらいの要素なんだよ、もうひと狂気。
(いい意味で、気持ち悪いな!みたいな要素っていうか、
なんか物足んなかったんだよね…)
アウェイだからこそ、それがほしかった気がする。
…でもきっと見過ぎってよくないんだろうな、
ハードル上がりすぎてしまうって
いいのかな、悪いのかな、ちょっと悶々としてしまった。


でもでもね7月にワンマンライブがあるっていうお知らせが初告知!
しかも音源出してのリリースパーティーとな!!
まったく想像してなかった展開だったからびっくり&嬉しい!
大阪も行くぞーう!!!!


なんとなくやっぱわたしの中ではANATAKIKOU
7月とか初夏のイメージだな、
その時期にワンマンみれるのほんと嬉しい。
なんだかんだごちゃごちゃ思うことあれど、
やっぱりここまで音楽を楽しみ!って思えるのは
ANATAKIKOUが一番なので7月が待ちきれないです!


●ペトロール
勉強不足でごめんなさいだけど、まったく存じ上げませんで…。
でもかっこいいね!ムラがない演奏、すごくカッコよかった。
あと、武田鉄矢の物まねうますぎた。


7月のワンマンのチケット買ってホクホク。
それまでANATAKIKOUのライブみれそうもないのが
耐えきれるかわからんけど、
ワンマンと音源をむっちゃ楽しみに待ってます。

AINOTE Vol.2@晴れたら空に豆まいて

2012年3月5日(月)
南波志帆 / 永野亮(from APOGEE) / ビューティフルハミングバード


月曜日はこちらのライブを観に行ってきた。
昨日に引き続いて藤井さんドラム。
しかも今日は永野さんとハミンバとほぼぶっ続け出ずっぱり。
昨日の次松さん松浦さんから、めっちゃくちゃ藤井さん祭。
(東京での藤井さんサポートみんな見られた感じ!)
堪能しました。


南波志帆
ヤノフェスで2回拝見していて、だけどその時はけっこう遠くでみてたので
こんなに近くで見るのは初だった。JK(女子高生)3月で卒業らしい。
座ってみるライブだったんだけど
かなりあげあげのセットリスト。見ていて楽しかったよ。


●永野亮
マリンバの方とドラムとの3人体制。
藤井さんとのふたり体制のときとぜんっぜん雰囲気変わるよ。
永野さんもアコギとエレキ使い分けてて器用。


途中でゲストのペッカーさんが入ってグッドモーニング
という曲をやったのだけど、
マリンバ、ドラムという打楽器体制に
さらにパーカッションが入ってギター1本に打楽器3人という
すさまじいことになっていた。
でも、それぞれのリズムの波がすごくって
とくにアウトロで永野さんがアコギからエレキになったところの
グルーヴ感が半端なかった。むっちゃくちゃかっこよかった。


ビューティフルハミングバード
そしてハミンバ。永野さん用のドラムセットの藤井さんと3人体制。
永野さん用のドラムセットはかなりコンパクトで
シンバルも小さめのがたくさん。だから前にみたハミンバの時よりは
ドラムの音が少し高く抜けるような音、でもそれも面白く感じた。


途中でウメボシジンセイの作曲者の方がピアノをひいて
その歌をやったのだけど、それがまた良かった。


最後は出演者全員で「卒業写真」 
女性のキーの歌を難なく歌えている永野さんの声やっぱすごい。
とてもほっこり幸せになれるライブでした。
震災のチャリティーでもあったので(楽器を贈っているらしい)
募金もして帰宅したのでした。


それにしても藤井さんドラム対ソロシンガーというのを
この二日間で次松さん永野さん松浦さん、と見たわけですが。
やっぱ一番つかめないな松浦さんが。
どこに行くのかわからないドキドキ、でもやっぱり
松浦さんのメロディーと藤井さんのリズムが重なると
ANATAKIKOUなんだなぁってすごく思ったんだよね。
いろいろ感じた二日間でした。

イトケン企画「僕らのええ音楽」@月見ル君想フ

2012年3月4日(日)
HARCO/次松大助/松浦正樹(ANATAKIKOU)/寺前未来


愛されベーシストイトケンさん企画のライブに行ってきました。
イトケンさん主催、最初のイトケンフェスから今回でみるの3回目。
イベントの雰囲気や出演者の組み合わせとか、ほんと
イトケンさんの人柄が表れているのかな、とてもほっこり楽しい。
毎回足を運びたくなるイベントなのです。


HARCO
けっこう名前は拝見しているのに、実はライブ観るのはじめてだった。
想像していたより、男らしい歌。カーディガン男子。
1人でピアノ弾きつつ、いろんな音入れたりしていて
器用さも良いなあって。
途中、イトケンさんも入ってやってた「文房具の音」
(タイトル通り、文房具を使った音が鳴る)
という曲がすごく好きだなって思ったよ。
今度CD買ってみよう。


●次松大助
次松さん、みなさん言われているけどほんっとに妖精と思う。
久しぶりにみたけど、髪の毛伸びてた。
途中で藤井さんのドラムと、
「DOMINGO」「レモンの花が咲いていた」「ヤドヴィカ」
3拍子がたまらん!
ヤドヴィカの終わり方が、どんどん派手になっていっている気がする、
あ、藤井さんのドラムがね、すっごい叩いて終わるんだよ、
それがすっごい藤井さん!って感じの、やり過ぎ感ていうかw
でもそれがかっこいいのよね。
このふたりの音の流れ毎度息を飲む。


●松浦正樹
寒がりのセーターシック/アーチ、越えて(短め)/今日も明日も
/心の問題(藤井さんと)/新曲(藤井さんと)/
リリー(藤井さん、イトケンさんと)/窓の外は死神


ギター弾き語り、寒がりから。
何があれかって、アーチ、越えての短めもいいところだった、
だって2番から歌っちゃっていたんだもん、
うまく編集できないって、盛り上がるところ迎える前に終わった(笑)
「ちょっと未練もある」 そりゃお客さんも同じかと(笑)


青山はセクシーと、ギターの返しを下げてもらっていいですか、は
デジャブのように何度も言ってておもしろすぎでした…。
今日も明日も、弾き語りバージョンもいいですねやっぱり。


そしてここで藤井さんを呼んで、ふたりでANATAKIKOUだから
今日はもうANATAKIKOUになってしまう、とかいいつつ(笑)
新曲をやってみましょう、と藤井さんがフロアタムドコドコ叩いて
うおおおって思ったら、松浦さんがストップかけて
それに対して、藤井さんがめちゃくちゃ首をかしげていたのにキュンとなった。
テンポアップして藤井さんカウント入ったらば、
それも間違っていたみたいで、松浦さん再度カウントで入った。
そんなはじまりの何度か松浦さんのソロで聞いたことがあった
「心の問題(仮)」という曲。これすごく好きだったから聴けて嬉しい!
しかもなによりもふたりアナタキコウ
最初のやりとりからもうドキドキした。
当たり前なんだけど、4人でのANATAKIKOUの音より、よりアクティヴで
駆け引きがあって、生々しい息づかいを感じられて。
こんなん見せてくれる人たち他いないと思う。だってたぶんこれ
もう1回演奏したら、また違う感じになりそう、そんなふたりのリアルさ。
すげえかっこいい!って思って聴いていたら
終わりで藤井さんが爆笑していたり、とかもね(笑)


もう1曲は予定と違う曲やりたい!リハでやったもう1曲のほう、
と松浦さんが言うと、藤井さん「ええ!?」
松浦さんほんとドSよなあと思いつつw
歌詞もまだできていないけど、最近一番気にいっている曲です、と
はじまったんだけど
また藤井さんのドラムのリズムが違っててとまった(笑)
シャッフルという、跳ねるリズム、
これドラム入る入らないじゃぜんぜん違うはず…。
イントロ、ギターだけで、そのあと藤井さんのそのシャッフル入ったとたん
めっちゃANATAKIKOUだ!!!!!って思ったんだよね。
今までANATAKIKOUの曲でシャッフルってそんななかったと思うんだけど
でもやっぱメロディーの美しさ温かさ切なさ、声とリズム、
歌詞はニュアンス程度の歌を松浦さんは歌っていただけなのに
なんかもう心臓ぎゅううってなった。
やっぱりふたりがつくる音楽が心から大好きだなって。


ここで主催者のイトケンさんが呼ばれ。
松浦さんが「イトちゃんケンちゃん」と呼ぶも、そのあだ名に関して
華麗にスルーするイトケンさん(笑)
一緒に演奏するのは「リリー」
これきっと、直前のリハでしか合わせてないだろうのに
イトケンさんが譜面みないで弾いていらした所にさすがと思った。
(イトケンさんツイートによると当日の朝にやること決まったそう)
3人のアンサンブルもよかったなー。


最後はカラオケで毎度の「窓の外は死神」
マイケルジャクソン追悼&岡村靖幸オマージュだそうだ。
歌詞を書いた紙を持ちながら
ドラクエだったら絶対MP吸われていそうなダンスを踊り、歌う。
毎度歌っておられるはずなのに、毎度歌詞見ている所からして面白い(笑)
この曲に関しては、さすがにもうけっこう見ているので
どっちかっていうとお客さんの反応を気にしてしまう自分がいる(笑)
でも久しぶりに東京でソロがみられてよかったなって。
またふたりアナタキコウもみれる日があればいいな、
だってふたりだけの息づかいほんとドキドキしたんだもん!


●寺前未来
寺前さんも名前は知っていたけど、ライブは初めてみた。
バックバンドのメンバーが職人すぎってのもあるけど
それに負けない真の強い歌。ひきつける歌。ステキだった。
ギターの後藤さんとピアノ諸岡さんのラリーもすごかったなー、
サンコンさんのはっきりしたドラミング、
とにかく弾き方が美しいイトケンさんのベース、
バンドも寺前さんもほんと良かった。


ラストは出演者みんなで大貫妙子さんの「都会」という歌を。
前回のイトケン企画のとき、
松浦さんがえらいはしゃいでしゃべりまくっていたので
今回さすがに事前にイトケンさんが止めてらした(笑)
(それでもやっぱり松浦さんは割と自由に変な動きだったけどw)
後藤さんと松浦さんが握手していたのが感慨深かった。
キンモクセイのファンクラブ入ってましたからねわたし。
ANATAKIKOUキンモクセイって対バンしてないと思うんだけど
一緒にライブやっていたら絶対楽しかっただろうなっていまだに思う。
だから、なんか嬉しかった。


「僕らのええ音楽」ほんといい時間を堪能できました。
ほっこりほっこり。イトケンさんステキな企画をありがとうございました。