松浦正樹の赤い部屋から

というわけで、ANATAKIKOUの松浦さんのソロの、
しかもはじめての松浦さんの企画っていうんで
行ってきちゃったのでした大阪！
今年もうANATAKIKOUで3回目の大阪だっての！！

ムジカジャポニカは、昼間はカレーのおいしいカフェだそうで
けっこうこじんまりとした、しかしものすごい個性的なライブハウス。
東京で例えると「青い部屋」っぽい感じ。
今回の「赤い部屋から」ってのも、それを知ってかしらずか。
100人も入らないいい感じにアットホームな空間でした。
そのくらいのキャパで、わざわざ東京から観に行った人、
わたし含めて何人くらいいたんだろう…。

近くのホテルを取っていたのだけど
とにかくこの日は、予定を詰め込みすぎていたので
ろくろくご飯も食べぬまま、18時オープンだったので、
ちょっと前に到着。なんとか立ち見にならないで座れました。
しかしこの日、やたらと寒かったのでちと辛かったかな。

入って感動したのは、ムジカジャポニカって
ANATAKIKOUの「レモンの涙」のPVの場所なんだよね。
個人的にものすごい感動して、いたるところ写真に撮りたかったのだけど
怪しい人すぎるのであきらめた…。でも、居れたってだけで幸せだもの。

そんな中、まずは松浦さんからスタート。
え！松浦企画なのに、松浦さんからなのか！（笑）
メガネにいつものノッポさん帽子。
おもった、あの帽子はメガネのほうが似合う。

●松浦正樹
寒がりのセーターシック/アーチ越えて/いけないところで/うろこのない魚
/旅の別れ/プレイバック/六本木/落ち葉かるた/モネラ氏の庭園

曲順自信ないし、新曲のタイトルも合っているかわかりませんが、こんな感じでした。
松浦さんのソロって、わたしははじめてだったのですが
弾き語りだと松浦さんの透明な声が、いつも以上にストレートに届くので
ものっすごい鳥肌ものだった。　あの声は大切にしていってほしいなぁ。

2曲目にアーチ。出だし、こっちのほうがいいなって、やり直してた
そのバージョンにまたキュンキュン。
いけないところでも、弾き語りアレンジもあやしくって、いい。
うろこのない魚なんてもう、しっとり！てか、全体的にしっとりすぎて！（笑）
でも、ANATAKIKOUよりは力抜けてやれるっていうのも、あるのかなぁって。
松浦さんの本質って、おそらくこっちなんだろうな。
ANATAKIKOUは、もっと理想が含まれている感じかしら。

MCも、曲終わるごとに。たぶん、間が持たなかったのかなって（笑）
トモフさんとの出会いの話とか、うれしそうにお話されてました。

プレイバック（たしかそんなタイトル）は、打ちこみのドラムに合わせて。
途中からお客さんがどぎまぎしつつ手拍子してて、松浦さんが笑っていたり。
「1分くらいの手拍子ありがとう！」て（笑）
六本木は、なんていうかフォークっぽかった。
ものすごい歌詞で、ものすごい短い曲なんだけど
めっちゃくちゃ松浦さんの声がきれいで、そのギャップがたまらなかった。
でもこれ、ANATAKIKOUでは、やらなそうな感じの曲。
やったらやったで、おもしろいとも思うけど。

落ち葉かるたは、先週のラウンドアップのときにひとひら聴かせてくれた曲！
あの時はほんとちょこっとしか聞けなかったから
あまりピンとこなかったのだけど、今回フルで聴けて感動した。
個人的に、むっちゃ好みだ！　全体聴けなきゃだめじゃんか！
音源になっていないものの中でダントツにメロディーに惚れた。
これは松浦さんにしかできないものだろうなぁっていう。

で、気がつけば1時間経過していたので、「もうそんな時間！」と
最後は松浦さん立ってモネラ氏。シャウトのわけわからなさ全開！

全体的にしっとりめ、だけど口笛がうまく吹けなくて笑っていたり、
ノート見ながらの曲順をお客さんの反応みつつ変えていたり、ソロだからこその
終始穏やかな1時間でした。

●ひとりTOMOVSKY
病み上がりだったそうなんだけど、そんなことを微塵も感じさせないステージでした。
新曲もMDを流し、歌詞を見ながらも披露してくれたり。
お客さんいじりとかも余裕があってステキだなぁ！惚れるよな。
お客さんもやっぱトモフさん目当ての方も多かったみたいで、
最終的には、トモフ主催イベント、みたいな盛り上がりになってましたが！（笑）
「松浦くんオープニングアクトありがとう！」って。でも、それがトモフ流の愛か！

アンコールは、松浦さんも登場。
散々いじめられ（かわいがられ）、トモフさんの「skip」という曲を一緒に。
松浦さん、ギターソロがあるのだけど「ギーソロ！」とか言っている始末（笑）
でもそこをちゃんとつっこんでくれるトモフさんとの掛け合いがものすごいおもしろかった。
個人的に、松浦さんのハモリとかけあいが聴けたのもよかったのよ。
チャゲアスでもそうなんだけど、ソロになっちゃうと、ハモリが聴けなくなるから…ね。

Wアンコールは、トモフさんのみで。ピアノ弾き語りで暖かく。
ほんとステキな時間であったよ。

第1回目のムジカと松浦さんの企画。
まあ第一回目ってことでいろいろあったのかなぁと思うし
次回はもっと松浦さん中心に見えるような
（今回はほんとトモフメインだったもの）
イベントであってもいいのかなぁ。。。とも思ったかな。
次回いけるかわからないけどね。
やっぱりそこは大阪、東京人のわたしにはそのホームは
ちょっと遠いのだなぁというのも感じてしまったのでした。
東京じゃあこういうのは見れないもの。。

でも、わざわざ行ったかいはあったよ！あの声を聴ければ！
そして1週間のうちに、アナタキコウ、ほくちゃまソロ、まあきさんソロと見れたのは
いろいろ感じることができてよかった。
今年のわたしのANATAKIKOUはこれにておしまい。
来年も追いかけていくさ！