アナタとわたしのいけない十年愛@アポロシアター

city_diving2011-05-17

ANATAKIKOU/八十八ヶ所巡礼/thebrooch


ひさしぶりの名古屋でした。
バタバタするのが嫌で、泊まり遠征だったけど
はじまり早かったから、
余裕で最終の新幹線に間に合う時間に終わってた…。
日帰りでもよかったかな。。大阪に比べてやっぱ名古屋近いって!!


なんだかすごい対バンだったなー。
thebroochは名古屋のバンド。
女性ボーカルであったよ。ベースがよかったかな…。
八十八ヶ所巡礼、およそANATAKIKOUと対バンをするって感じがしない
世界観ですごかった。
とてもかっこよかった。
頭痛くなかったらもっと楽しく見れたと思うんだけど(汗)

しかし人間ってすごいなって思った。
ANATAKIKOUのライブになってから頭痛いこと完璧に忘れてみていたよ。


ANATAKIKOU
寒がりのセーターシック/アニマルがマニュアル/ぼんやり、雨/
アーチ、越えて/フラストレーション/てのひらに/RUNAWAYFROM
/心のかたちはドーナツ/KYOKO、どこへ眠る/曖昧な天国に捧ぐ/旅のわかれ
(アンコール)リリー


順番は自信ないけど、やった曲はこんな感じかな。
ものすごいきいちご。
まあきさん以外の方々はみんなきいちごTシャツという。。
(あとで「黒一点だった」と。
てか、まあきさん京都の時より痩せてらした!)
きいちごの曲、1曲1曲、もぎ取っていってくださいね!と。


しかしなんだか今日は最初のほうやったら違和感があって、
何だったんだろう…。(いまだわからん)
や、まあきさんの声がいつもより高く聴こえて
(キーが、というより声自体がいつもと違うように...
頭痛かったし気のせいかしら...)
曲もテンポがゆっくりめなような気がして。むむ、と
思っているうちに3曲くらいはおわってた(汗)


ぼんやり、雨からのアーチ、越えてへの
まあきさんのギターの繋ぎ方がとてもよかった。
こう、雨の余韻を引きずりながら、みえるアーチっていうのが
なにかいっそう、叙情的で。


フラストレーション、
コンタクトレンズたくさんつけているバージョン(笑)
終わり方のギター溜めて溜めて、どこまで溜めるんだハラハラ感が
ニヤニヤしてしまったよ。

名古屋は、昔ラジオをやっていたので通っていたっていう話とか、
車で迷っていたら、ちょうどその場所が麻薬取引のメッカで
警察に取り調べでいろいろ質問されてしまったって言う話とか(笑)
どんなに違うって言っても、「はいはい」って言われて
警察の方に全部調べられたっていう…。警察の「はいはい」は
怖いねっていうね(笑)


てのひらに、この曲ってさ、こう、あっという間に
終わってしまう感がすごい。音源で聴いている時
長い曲を聴いたかのような余韻が好きでたまらんくて、
でも実際3分ちょっとの歌だと知って、びびったのだけど
ライブで聴くとまたいっそうだなあ。儚いなあって。


で、初披露の曲です!って藤井さんのドラムキープからもう、もう!!
RUNAWAYFROM。
まあきさんがいろいろしゃべっているのに、
学さんのキーボードが入ってきちゃって、
しゃべっているのが聴こえなくなっちゃって
まあきさんが止めてた(笑)「かっこよかったけど!」って(笑)


4つ打ちですよ、目をつぶってるから、爆笑しながら踊ってください、
って言っていたのに、ひそかにツボった。爆笑しながら踊るって
どんなシチュエーションだよ!!って、けっこう引きずった(笑)


にしてもRUNAWAYFROMかっこよかった。
きいちごで一番ライブ映えするんだろうなって
思っていたんだけど、まさに。
この曲音源で聴いてて、個人的に「ここ」だなぁって
思っていたところがあって
そこが想像以上にかっこよかったので震えた。ゾクゾクした。
このゾクゾクがあるから、わたしはライブを見ているのだとさえ思った。


もっとライブでやってったらもっともっと良くなるだろうなーっていう
そういう楽しみも!
あ、あとこの曲のどっかの瞬間の
藤井さんのクラッシュがすっさまじくカッコよかった。
わたし飛びそうになったもの!


で、この曲はアフリカの歌、モザンピークの歌なんですよ、と。
ミア・コウト知ってますか?って、わからないよ…(汗)
いちお、調べていたけどさあ。
今回歌詞、カントとかわからないの全部調べた。


心のかたちはドーナツ、
やっぱり最初の出だしのみなぢさんと学さんが新鮮だ。
ずれ感は前よりなかったけど、
でもこの曲ってやっぱりもともといろんな意味でキモイんだな(誉め)
KYOKO、どこへ眠る、なんだろうこれなんとなく京都の時のほうが
よかったような気がする。。狂気さっていうか、なんていうか。。
いやでもやっぱりアウトロかっこいいなー。
曖昧な天国に捧ぐ、ああ、わたしほんっとこの曲好きすぎるなー、
好きすぎるって時にやっかいなもので。理想高くなっちゃって。
まだライブではゾクゾクしてないんだよなあ。。んでも、
ライブで聴いている時のふわふわする感じが
たまらんってことに気がついた。


そういえばどっかのタイミングで、まあきさんカントリーロード熱唱。
だけどやっぱり気持ち悪いメロディーで歌ってて、
ていうか、なんであそこでカントリーロード歌ってたのか!!(笑)
カントリーロードでした」ってなんの説明もなく、
次に進んでいく不条理感ったら!


みなぢさんが名古屋という話とかね。
(みなぢさん、演奏中もずっとニコニコしてて
すごくそれ見ているだけでも幸せな気分になったー)
学さんの告知はなくて、藤井さんがいろいろ告知してたり。


最後は旅のわかれでしっとりと。


アンコール、確認しないで出てきちゃったけど、いいですか?と
スタッフの方に確認して、1曲。
「僕らの代表曲を」とリリー。
出だしのギターを1回やり直しつつの、リリー。
最後に聴けるとしんみりするなあ。


楽しかったーとてもニヤニヤしてたと思う(笑)
思うんだけど、なんだろうね、やっぱり前回からある
もやっと感は残ったんだよなあ。。
心から良いと思ったときって、こんなことにはならないから、うーむ。
でも今日はゾクゾクできたし、ここまでゾクゾクできるのは
ANATAKIKOUだけなので、東京と大坂のワンマンにとっても期待したいよ!