アナタとわたしのいけない十年愛@東心斎橋JANUS

city_diving2011-05-29

〜5thアルバム『きいちご』レコ発&10周年記念ツアー!〜


ANATAKIKOUのツアーのファイナル@大阪。
今回のツアー、全通してしまった…。
きっともうこんなこと2度とない。
いま、いけたこのタイミングに感謝したい!


ライブの前は大阪市立科学館プラネタリウムみて、
HOOK UP RECORDSさんに寄って、と、
事前に立てたスケジュール通りにいけた!
やっぱり今日も雨だったけど、プラネタリウム
今日の夜9時の大阪の夜空をここでみれたのがよかった。
想いをはせるよね…。
HOOK UP RECORDSさんも、わたし大阪住んでたらあそこ入り浸りたい!!
行けてよかった!


ライブは高知の友達とみれたことがすごくうれしかった。
前に日記に書いたきいちごを聴いてくれた高知の友達。
http://d.hatena.ne.jp/city_diving/20110322
今回たまたま関西に来る用事と
今日がタイミングあったから、これは!ということでライブみれたんだ。
縁がすごすぎる!
当日券「いけない十年愛」を、ちゃんと「意味深」に言ってくれて
ANATAKIKOUライブもすごく楽しんでくれて、
Tシャツも「TOUCH US!」も買ってくれた。嬉しすぎました。


待ち時間のBGMに薬師丸さんの探偵物語がかかるのが好きだ!
これ聴くと、アナタキコウだなって思うんだよな。


始まる時のBGMもクロコダイルだった!これも!


アニマルがマニュアル/フラストレーション/モネラ氏の庭園
/リリー/寒がりのセーターシック/てのひらに/KYOKO、どこへ眠る/
ぼんやり、雨/アーチ、越えて/シンデレラ/新曲
/RUNAWAYFROM/かくれんぼう/心のかたちはドーナツ/
曖昧な天国に捧ぐ/春はまだ/
(アンコール)眠たい電車/旅のわかれ(ダブルアンコール)幻想港町



なんかめっちゃ長いので閉じます…。




あっという間に終わってしまったような感じだったよ。
ツアーのどの日よりも、あっという間だったんだ。
だから、ひたすら「終わらないで!」って思いながら聞いてたんだけど
思えば思うほど、またたく間に曲がおわっていってた。


nestの時より、とても音がきれいに聴こえたように思う。
nestはちょっと音が大きかったからね、でも、それはそれで
とくに後半のRUNAWAYFROMからは、
音をあびて身体全体をかけめぐる感じで、
トリップ感があってよかったんだわ。
JANUSは、ノスタルジックコーナーがいっそう浸れた感じ。
照明もすばらしかった。
ぼんやり、雨の、水色の照明がふわっとかぶさってくるところから、
あの繋ぎ方がすばらしいアーチ、越えてへの、
水色を残しつつの、橙色の当て方の見事さ。
一番すばらしかったのは、シンデレラの時。
nestの時は、最初からミラーボールだったのだけど
後半の盛り上がりのところからミラーボールが回る、
あのタイミングが神すぎた。ウルっときた。
曲を愛してなきゃ、あのタイミングはできない!
なんかやっぱり地元、ホーム、ならではの空間から伝わる愛が
とくにたくさんつまっていたなあってJANUSは。


登場時、まあきさんはサングラスで登場してたけど
すぐとってた。なんの意味が(笑)
アニマルがマニュアル、やっぱりウキウキするなあ。
でも、この曲でもあとでの曲でもそうだったけど
口笛用のマイクがあったのに、それが機能してなかったのが残念だった。
フラストレーション後半では、まなぶまなぶ連呼(笑)
なにげに藤井さんもまなぶまなぶ一緒に歌ってなかったかしら(笑)
モネラ氏は、最近そんなになかった気がする、
お客さんの前まできてギター弾いてらしたり!
出だしからテンションが高かった。


いやはやいやはや、いやはやオリンピックの話があったり(どんな話!)
もちろん、どんぐりの話もあったり。
僕らが見せたいものと、お客さんのみたいものの交差するところにある
どんぐりの話は、あのね、実はすごいいい話ですよこれ!!


で、エフェクターといろいろ話をしてたらしいんだけど
リリーの出だしはじまったかと思えば、変な音で、やり直し。
こんなこと初めて観たような気がする。
いろいろ調整しつつ、
藤井さんもスピーカーばんばん叩いてたりしつつ(笑)
やり直したリリー、でも、逆になにか、
すごいぐっとくる感が半端なかった。
ものすごい優しかった。
その流れからの寒がりのセーターシックもそう。
そして、てのひらに。これ、出だしのまあきさんのギターがたまらない。
そこからの、藤井さんのドラム、なんかものすごい振動がきた。
KYOKO、どこへ眠るもすごい振動がきたんだ。
なんていうか、今まさに目の前で音を鳴らしている
それを感じられていることの贅沢さをあらためて実感した感じ。


(細かい所だと、藤井さんのドラムセット、シンバルの数が
東京より多くなかったかしら...KYOKO、どこへ眠るで
スプラッシュを叩いてて、
そこにその音が入ってくるのが新鮮だと思ったメモ)


ぼんやり、雨〜アーチ、越えて〜シンデレラは上記に書いたとおり。
なんかもー、息すらできなかった気がする。息をのむ、というか。
「終わってほしくない」って思ってたから、
いっそうなのだと思うけど...


いろんな野次が飛んでいたり
(カルマセーキの間瀬さんだった模様ww)
まあきさんがしゃべっているのに、
「藤井さん!!!」ってものっすごいタイミングで
話かけてたお客さんがいて
まあきさん「おれしゃべっているのに…」とww
しかも結局、その人は藤井さんのいとこだというオチが凄すぎた。
なんかもうね、大阪の、みんなご近所感がすごすぎると思ったわけで。
目線の高さが同じ、という雰囲気というか。
東京じゃあまずありえないよなあ。


いとこに藤井さん!って呼ばれたから、じゃあしゃべってって
まあきさん、藤井さんに話をふるも、
藤井さん靴ひも結んでて、
ぜんぜんしゃべれるタイミングじゃないっていう(笑)
藤井さんが10周年の話をしていたときも、
やっぱりまあきさんしゃべり遮るし!(笑)
相変わらず二人の「間」は、平行線すぎるんだよ!(笑)
交わらない!だがそこがいい!


そして、名前も決まってない新曲。
…東京で聴いた時より、形がもっとかちっとした?後半の広がり方とかが
増しているような気がした。それこそ東京は
ほんっとうに「できたばかり」感そのまんまだったんだと思った。
どうなっていくんだろうって思えるし、これからが楽しみすぎる。
新曲を聴けるってなんてワクワクすることなんだろう!


RUNAWAYFROM〜かくれんぼう〜心のかたちはドーナツ、
上がるしかない感じ!!!
RUNAWAYFROMはほんとカッコ良すぎるとしか言いようがない。
かくれんぼうの、熱く歌いつつのあのSな表情も。。
ドキっとするよね。。。
ドーナツも今までで一番よかった。
そんでもっての、曖昧な天国に捧ぐ、なんだろう、
どこがって具体的に書けるものではないのだけど
やっと、わたしの思う「曖昧な天国に捧ぐ」を
超えてくれた感じがしたんだ。
やっとライブでみえた感じがしたんだ。
こちらの意識の問題だったかもだけど、なにかものすごいそう思えて
伝言しておくれマラソン、けっこうウルウルしてしまってた。
そこからの春はまだ、でも、
なんだかむっちゃ泣きたくなってたんだけど、堪えたよ...


ギター弾きながらのMCは東京よりスムーズだったねそういえば!
てか、一緒に歌ってって言ってたのに、
本人のほうが歌詞間違えているってどんな展開だろうね(笑)


そんなハッピーな感じで、また、アンコールへ。
まあきさん「みんな楽しそうな顔してくれてどうもありがとう」って
さりげなくひでえwwww
藤井さん大爆笑。
さすがに言いなおしてたけどw 「ありがとうもろこし!」とも(笑)


そして「眠たい電車」「旅のわかれ」
すごいたくましさを感じた。
古くからの曲を今の体制で歌ったこと、
そして、ずっと大切に歌い続けていた曲、
どちらからもとっても「今」のANATAKIKOUの力強さを感じたのです。
なんか、ああ、大丈夫。って。ずっとついていけるなあって。
というか、やっとスタートしたんじゃないかって。
あの出来事があっての、今のANATAKIKOUが、ね。
そう思える今日のライブだったなぁって。


ダブルアンコールは、どんぐりぶっ壊そうってw
幻想港町。よいなーこの曲で終われるのは、とっても幸せ!


最後はみんなで手を繋いでお辞儀。みんなイイ笑顔!!!
ほんとうにステキな時間でした。


ほくちゃまも見に来てたよ。
カルマセーキとのツアーの大阪のチケットを買ったらば
物販のお姉さんが、カルマセーキを呼んでくだすったんだけど
間瀬さんに開口一番にピナクルさんですよね?と言われて
あまりの衝撃にのけぞった。顔はともかく、なぜ名前ばれてんだ…。
びっくりしすぎてなにしゃべったかあんま覚えてないけど、
才能才能言ってて、
さすがまあきさんと仲良いだけあるなって思ったのでした(笑)


FM大阪のインタビューも答えました…。でも、ああいうのに
気のきいたこと言える人間じゃないし、そもそも聴けないから
どうか使われませんように…。でもなあ、東京と高知からきたって
それだけでもネタになってしまいそうな気もする(汗)


やっぱ大阪ってなにかフレンドリーだわ。
少しは人見知りを克服できるきっかけになれるんじゃないかって
思い始めてる。


とにかくそんなANATAKIKOUのホーム大阪で、
ツアーファイナルと10周年お祝いできて幸せでした。
わたしは、中抜けあるけど7年くらいみれてるのかな、
出会えてほんとうによかった。
「僕らは好きにやっているだけなのに」っていつもおっしゃるけど
それが一番なことだと思う。表現者はそういうものだと思うし。
太陽みたいなもんだよね、太陽は別に誰かのため燃えてるものじゃないけど
それによって照らされている星々がいたりするわけで。
いつまでもずっと光を浴びていられますように。


すべての縁に感謝を。
ANATAKIKOU10周年おめでとう。そしてありがとう!
これからもANATAKIKOUの「歌」を聴かせてくださいっ!
大好きだあー!