QUE。

city_diving2009-05-01


黄色い道/モネラ氏の庭園/缶コーヒー/ほら/キューティーフォン/
旅の別れ/カリントボンボン/甘い種の不思議/リリー/


順番は自信ないけど歌った曲はこれだったと思う。


わたしとしては、いつもどおりのライブをやってもらいたかったのね。
その方が笑顔で送り出せるかなって。
でもそうだった、忘れてた。
ANATAKIKOUは不器用だから(そこが魅力なんだけど)
ほくちゃまが脱退するって発表したら
ほくちゃまがいなくなるっていうライブしかできないよね。。。
こんなにほくちゃま曲をやるとは思ってもみなかったよ。


まあきさんがしょっぱなからギターを派手に落とすとかね。
藤井さんが「黄色い道」でいきなり手拍子をあおってきて
そんなの初めて見たので、笑ってしまったり。
まあきさんのフリ「ほくちゃま!いつもの新曲を!」発言とかね。
それに噴き出すお客さん「いつもの新曲じゃあ、新曲じゃないね」っていうね。
はじまった缶コーヒーは、イントロの時点でテンポ速くて
まあきさんと藤井さんがアイコンタクトで、テンポ下げてたと思う。
バンドのアイコンタクトほどかっこいいものはないと思う。
逆にキューティーフォンはアイコンタクトでテンポが
めちゃくちゃ早くなった。
早くなると激しさも増してほくちゃまの眉毛も動きまくる。
「ほら」めっちゃくちゃ好き。大好き。
藤井さんがかっこよすぎるのこれ。フロアタムの入れ方がステキすぎる。
「旅の別れ」ライブでやるにつれて、どんどん色がかちっとしてきて
いい曲になっていっているね。


ほくちゃまの口から生の声で脱退の話。
一人になっても、ひとりでくるから、というと
「ソロなの!?」という疑問符が。
誰かついてきてくれる人がいたら、ひきつれて、みたいなことを
ほくちゃまが言うと
まあきさんが一番に自分を!ってアピールしていたり。


昔は、まあきさんはほくちゃまに対して敬語だったらしいのだけど
その時、実に8年前から「マックを買う」という話をしていたのに
いまだにマックを持っていないほくちゃま。
その話に笑いまくっていた藤井さんが、勢いあまってスティック鳴らして
「ここでカウント!??」と、めさめさびびっていたまあきさん。


ほくちゃま自ら「みんなも大好きな曲です」ってはじまったカリントボンボン。
ANATAKIKOUがきっかけで結婚することになった人がいるというステキな話。
それをあまり感動な声もあげないほくちゃまにつっこむまあきさん。


「甘い種の不思議」でこの三角形がなくなるっていう
現実とせつなさで泣きそうになって。
最後にもってきた「リリー」でもう完全にだめで。
だって、まあきさんも出だしから声ひっくり返っているし
目がうるっているし
そしたらほくちゃまが間奏のギターをひけてなくて
めちゃくちゃ顔赤くして焦り始めて
「どうした!ほくちゃま!」てまあきさんが言って
でもそれって、自分に向けてもぜったいに言っているはずで、
そしてその様子をみて爆笑している藤井さんがいて
それにまた笑ってしまうまあきさんがいて。


あまりにもANATAKIKOUANATAKIKOUすぎて
我慢していたんだけど、終わった後自分号泣してしまいました。。。





今日、対バンが木村さんでよかったと思う。
わたしはもうせつなさでどうにかなりそうだったんだけど
そんなわたしをも、包んでくれるような
包容力のあるステキなライブでした。メンバーもみな素敵。
アナログフィッシュ佐々木さんに釘付けになった。
よく考えたら、アナログさんってわたし5年前に1回しか
見たことないや。。。今度ライブ行ってみたい。



アンコールの後、ANATAKIKOUのみんなもステージに上がって
もうお酒も入っているっぽいまあきさんもほくちゃまとじゃれ合ってて。
みんな笑顔でほんといい対バンでした。



でもなんだかわたしは。。。
帰り一人で電車に乗ったら猛烈にさみしくなって
ほぼ泣きながら帰宅という。
ほくちゃまがいなくなるっていう現実を
実際にみて聞いてつきつけられると、
この1年ANATAKIKOUに依存しまくってた自分には
そうとうきついということがわかりました。
とうぶん曲聴けないや。聴いたら泣くもん。。。


卒業ライブ、どこででも行くには行くのだけど
それが終わった後、自分ぽっかり穴があいてしまいそうな気がする。