アナタとわたしのいけない十年愛@KYOTO MUSE

city_diving2011-04-24

ANATAKIKOU/ベベチオ

ANATAKIKOUの「きい ちご」発売記念、アーンド10周年記念のツアーの
初日でございました。
金曜日の京都。なぜ今回のツアー、関西両方とも平日なんだ、、、と
若干あせりつつ、日曜日出勤の振替休日で行ってきた。


最初に謝っておきますが、
けっこうツイッタとか見ていると、みんなよかったって言っている中
わたしはどーしても、モヤモヤが残ってしまったもので
結局のところ、それが何なのか、探っているまま、
書きつづっているので、感想、微妙だと思います…。
てか思ったこと書いただけで、無駄に長い…。
考えすぎた…。(いつものことか…)


まずベベチオ
何気に今年、ANATAKIKOUよりはやせさんの歌を聴いている回数のほうが
多かったりする今んところ(ライブね)。
とても心がほっこりするよね。はやせさんの歌いだしと
たいらさんの打ち込みの音を鳴らすタイミングが、合わないのも御愛嬌。
802のヘビーローテーションの記念のお花が、キラキラしていたよ(笑)
恋の中もすごいキュンとなるし、
キーワードも良かったけど、
ラストに歌ってた「つづく」がすばらしかった。


そんでANATAKIKOU

寒がりのセーターシック/アニマルがマニュアル/てのひらに
/KYOKO、どこへ眠る/フラストレーション/旅のわかれ/ぼんやり、雨
/心のかたちはドーナツ/曖昧な天国に捧ぐ/アーチ、超えて/春はまだ/


ちょっと曲順は自信ない…。


まあきさん、サングラスで登場、するもなぜかすぐにとって
学さんの手渡す、という、しょっぱなから謎な(笑)


まあきさんマイクが2つあって、1つは口笛用。あれは画期的!
今回のアルバム、口笛とっても多いものね。
今までライブでやってて、口笛なかった「寒がりのセーターシック」も
口笛からのスタート。


2曲目はアニマルがマニュアル、藤井さんのタッタカタッタカから、
胸踊る感じ!これ、
個人的にはすごい一緒に歌いたい気持ちになるのだよねえ、
の割に客席は割と大人しめだったので、
「みんな踊りが足りないよ?」と、まあきさんが。
ラストの掛け合いになる部分のコーラスは、藤井さんが歌ってらして
ちょっとキュンとした。


最初から、きいちごの曲を2曲、
次の曲も、けっこうイイ!と言われている曲です、
みたいなことをまあきさんがおっしゃって、曲に入ろうとしたんだけど
それに対して、学さんが「え、どこで!?」みたいな反応して、
「すぐ曲に入らせてよ!」って(笑)
そんで、「てのひらに」


「KYOKO、どこへ眠る」イントロも、アウトロも長いバージョンだった!
これは良かった!!!!
とくにアウトロは、学さんのキーボードが、
今までに聴いたことないような奇想天外なことになっていて
もちろん、学さんだけじゃなく、みんなすごい熱が加わっていたよ。
こういうのたまらん!!!


「フラストレーション」 最近きいちごばっかり聴いていたので
ひさしぶりに聴いた気がする(汗)
「旅のわかれ」 歌い始める前の時のまあきさんの表情が、ね。。
あの表情されると、ほくちゃまラストの時を思い出すんだよな…。
それも京都ミューズであったから、よりそう思うんだな。


1曲1曲の合間に、なんかしらしゃべっていたと思う。
(いわく、年末の小田和正の番組の感じみたいに、、、って、わからんw)
きいちごのアルバム、震災の影響と、けっこう売れているから
今日は会場で売る分が、ないんだ、と。まあきさんちにもないのだと。
なにかにつけて、売ってないって、
ネガティービー発言になってました(苦笑)
(でも27日辺りから、ぼちぼち入荷されるんじゃないか、とのこと)
京都ミューズで、ベベチオと対バンできたこと、10周年のこと、
いつまで続けられるかは、わからないけど、
でも次のアルバムだって楽しみにしてて、という
お話もあったりしました。
Tシャツのお話も!そうそう、きいちごのTシャツかわいい!
藤井さんが今着てます!って上着脱いだのが、
やたらセクシーであった(笑)


PVになっている曲です、と「ぼんやり、雨」
てのひらに、を、聴いた時も思ったのだけど
音源になる前と、なった後、で聴くと、やっぱり聴こえ方って
変わってくるのだよなー…。


「心のかたちはドーナツ」一番最初の出だし、まあきさんは歌わず、
みなぢさんと学さん、
とくに学さんががっつり歌っててびっくりした!
この曲、いままでライブで聴いてきて
どうしても捕まえられない曲だなあって思っていたのだけど
音源聴いて、やっと追いかけることができたなって。
だからこそ、なんだとは思うんだけど、とくに後半の部分、
藤井さんのリズムとまあきさんのリズムのずれが気になってしまって。
うーん、気のせいかしら?
にしても、かすかに、まあきさんの歌が遅れてるように聴こえて
ちょっともったいなかった。
思っていた以上に、繊細な曲なんだな、と、あらためて。


「曖昧な天国に捧ぐ」 めっちゃ聴きたかった歌! が! 
藤井さん、あんなにフロアタム叩いてたのか!!音源そうだったっけ!?
とにかく藤井さんの(ドラムの)歌いっぷりがすごくって、
まあきさんの歌が、わたしには届いてないー(汗)
わたしがこの歌で一番好きな歌詞フレーズを間違えてらっしゃったから、
(危うい仕掛けで〜のとこ)
よけいに、だなあ…。
もっとライブで聴いていきたい、なあ。


「アーチ、越えて」 
この日のまあきさんの歌で、この曲が一番届いた、と思った。
とてもおもいっきり歌っているようにも思えたし。


もともと、ANATAKIKOUの歌は、直接届くというより
情景を見せつけてくれる、
そこから受け取るという感じだとわたしは思うのだけど
(あくまでも、わたしは、だけど)
「きいちご」の楽曲たちは、ライブでは
まだまだ景色を創りにかかっている途中なんじゃないか、と思ったりした。
その点、アーチは昔からの曲だから、ね…。
アレンジ変わっても、景色は変わってないから。


ラストは春はまだで、さわやかに本編終わり。


アンコール。藤井さんと、ベベチオたいらさんが出てきて、
まず二人で演奏。MCハマーの曲。うん、みんな知っているあれ。
で、まあきさんとはやせさんが出てきて踊ってチューして、
だいたいベベチオと一緒になんかやるっつったら、チューよね(笑)


思い出話なんかもしつつ、
3人でしゃべっているそれを後ろから見守る藤井さんに、
3人が「かろうじてワイルド!」とつっこんでいたり(笑)


お互いの曲を一緒にやるということで、
ベベチオの「泪橋」そしてANATAKIKOUの「リリー」を。
これそれぞれほんっとよかった。みんなニコニコ、とにかくニコニコ。
リリーで、はやせさんが歌詞を間違えて、そっから歌った即興の歌詞が
神がかっていて大爆笑であったり。

ダブルアンコールは、さらに学さんとみなぢさんも入ってみんなで
「幻想港町」 …テンポ速いって(笑)
この曲、走ること多い印象がますます強くなった(笑)
で、最後に歌ったたいらさんがかっさらってったな(笑)
いやでもほんと、ニコニコ楽しい時間であったよー。
ここは理屈なしの素敵な時間だった。


今日はとにかくアナタキコウの記念のツアー初日を、
京都ミューズで、べべチオと、
という所に意味があったものだと思いました。


でも、なんかこう、いつもより余韻が少なくて、
前にもこういうことあったなーって、振り返ると
去年のジャニスワンマンの時もそうで、
あの時と、共通していることといえば、感慨深さなんだと思うわけですな。
必要なものだけど、もしかしたら、それが強すぎると、
こちら側と少し距離ができるのかなぁ。内のものだから。
うーん、でもちょっとこれはまだ具体的にはわからん。。保留。


あとは「きいちご」良かったから、毎日聴いているからこそ、
ハードルがあがっちゃっているのだなー…。
やっぱアルバムで感じたもの、以上のものをライブで感じたいのです。
まぁツアー初日でもあるしね、きっと、これから、なんだろうな。


いやでも楽しかったんだって!それは間違いないのー。
ただただ、もっと行けると思ったんだ。来月もっと楽しみにしてますっ。