アナタとわたしのいけない十年愛@O-nest

半年ぶりの東京ライブに、ほぼ1年ぶりのワンマン!
しかもひさしぶりに一緒に先輩たちとANATAKIKOUのライブがみられる
っていうことだけで、すっごくすっごく楽しみにしてたのでした。


京都と名古屋で、さんざん「もやっ」としたものが残るって
書いていたわけなんですが、、、
今日はほんとうに良かった!!!!
何が違うんだって言われたら、うまく言葉にできないんだけど、
なんとなく思ったのは、今日はとにかくすっごくキモかった(誉め言葉)
言葉とか、行動が、とかもあるけど、
なにかもう音の振り幅や、質感とか、ライブ全体的にうねってて、
ああ、なんてキモイんだろうって!(くどいが誉め言葉)
あとは感慨深さのバランスが今回一番良かったんじゃないかな、
でっかいどんぐり目指してたのが、
かなり良かったんじゃないかって真剣に思っちゃった(笑)
とにかく心から愛してる!!!って叫びたくなるライブだったんだよ!
ううう、何度言っても物足りない。ANATAKIKOU大好きだー。



そして感想。長いし、いちおまだ大阪もあるので閉じます。





アニマルがマニュアル/フラストレーション/モネラ氏の庭園
/リリー/寒がりのセーターシック/てのひらに/KYOKO、どこへ眠る/
ぼんやり、雨/アーチ、越えて/シンデレラ/眠たい電車
/RUNAWAYFROM/かくれんぼう/心のかたちはドーナツ
/曖昧な天国に捧ぐ/春はまだ/
(アンコール)新曲/旅のわかれ


メモってない記憶のみなので、
曲順自信ないよでも、今回パーツで流れがあったから
思い出しやすかった。たぶんあってると思う。


オープニング、いつものXTCのクロコダイルではない曲で。
XTCの曲だとおもうが。
みなぢさんと藤井さんが先にでてきて(藤井さんの白シャツにきゅん!)、
演奏して、そこからまあきさんと学さんが登場して。
そっから入るアニマルがマニュアルがまたもー心が躍る感じで
ああ、これもう今日は大丈夫だって、なにかこの時点でとても思ったんだ。
フラストレーション、モネラ氏も聴いて、いっそう。
まあきさんが「雨は僕のせいでーす!」と叫んでたのにはふいた。
確かにね、雨多いからねえ。東京はとくに多いと思うよ。


どんぐりトークがさく裂しつつ。
僕らの奏でる音楽と、みんなの求める音楽の交差する点に
巨大などんぐりがある、とか、なんとか(笑)
いやこれでも深いね(笑)
どんぐりおうちぱんぱん伝説とかさあ。
わたしまあきさんのMC、どうにも瞬間ファンタジーすぎて
脳内ポケットにすら残せないのが悔しいな(汗)
(単にわたしの記憶力が衰えているんですが)


学さんが、キーボードをいろんな音で鳴らしてて、
まあきさんからつっこまれていたり。
みなぢさんがしゃべったり!(すごく珍しい!!かわいい!)


リリーを歌ってらっしゃるまあきさんの表情がとてもよかった。
もちろん声も。ほんとうに。
名古屋の時に密かに気になってたアウトロのコーラスも、
今日は浸れる感じであったなあ。
(名古屋んとき、藤井さんとみなぢさんが入ろうとした瞬間に
まあきさんが歌ってて、掛け合い的なところがなかったわけで、
あの掛け合い好きだから気になっておわった感があったんだった。)


ANATAKIKOUのはじまりリリーから、
今のANATAKIKOUのはじまりの寒がりのセーターシックへの流れがまたね。
てのひらに、ほんとあっというまに終わってしまうのが切なくて。
そしてKYOKO、どこへ眠るもこれも何度も言うけどアウトロがたまらんっ!


ノスタルジックコーナーへ。
そのコーナー来る前にすでにノスタルジックに浸ってたけど、
てか、セロハンテープのギザギザした切れっぱしを
思い出したりだったっけ?(笑) 
ぼんやり、雨〜のアーチ、越えては、名古屋の時も書いたけど
ほんとうにあの繋ぎ方はたまらない!何度でも書いちゃう。
雨上がりで見えるアーチが、とても素敵なんだよ!!!


そして、藤井さんのバスドラ4つ打ちからのシンデレラ。
今のANATAKIKOUのアレンジの。
わたしが聴くのはたぶん、去年のワンマン以来。すっごいひさびさ。
これ思わず泣きそうになった。(いろんな想いがありましょう)
わたしもうアナタのライブでは泣かないと決めてて、
だから思わず上を見上げた、その時に、
ミラーボールが回っていて、すっごく世界がキラキラしていて
このキラキラ感と、今のANATAKIKOUのアレンジのシンデレラが
とてもマッチしてて、なんだか夢の中にいるようだったよ。


シンデレラは古い曲だけど、今の編成でリアレンジしている、
次の曲も、古い曲だけどはじめてやるよ!はじめてだよ!!
って、この時のまあきさんの笑顔が、とんでもなく素敵だったんだ!!
で「眠たい電車」ですよもう!!!
とても丁寧に歌っているような印象を受けたよ。
あらためて、いい曲だなあ…。


藤井さんの話とかがあったのはこのあたりだったかな。
藤井さんしゃべっているのに、
なぜかまあきさんがストップかけてたり(笑)
なんだったんだあのタイミングでってw
カルマセーキとのツアーの話もどっかでしてたんだけど
個人的にこれがむっちゃ嬉しくってたまらないのだった。
昼間はカルマセーキのインストアライブみて、
んで、ANATAKIKOUのライブだったから、
いつか対バン見れたらいいのになって
思っていた矢先のことだったから!!!今から楽しみすぎる!!


そして後半戦。
RUNAWAYFROMが、もうほんっとうにかっこいい!!!!
個人的に思う「ここ」っていうポイント、
みんなそれぞれあると思うんだけど
わたし的には「ミア・コウト」前後からの、
あそこっからの、なんだ、圧がパーンと解放される感じっていうか
とにかくすっごいんだ。わたしあそこでグワンとくる、
そこ聴ければ、生きていけるとさえ思うくらい。
後半でみなぢさんがソロで歌うのも、良いよね。
そのあとの、まあきさんと藤井さんの長いハーモニーもね。


かくれんぼう、うわあこれも何気に今の編成でやるのって
初なんじゃないのかな、ものすごいギターバリバリだから
ギター一本になったら難しいのかなって思ってたんだけど
RUNAWAYFROMからの狂気さの勢いが半端なくて、
なんかもう、音がどうこうっていうより、とにかく
アドレナリン出すぎて覚えてないや(笑) 
「もういいかい」が、くううー!(思い出して悶えている!)


ドーナツ。
いつもここきっと難しいんだろうなって思ってた裏を弾いてるところ
みなぢさんが歌ってたもんだから、ちょっとびっくりした。
とにかくこの曲、藤井さんの叩きっぷりが半端なくてー!!!!
うおーっ!!!ってなったわ。


そこからの曖昧な天国に捧ぐ。伝言しておくれマラソン、だなー!!
やっとキュンときた感じがする。そしてやっぱり
イントロからのふわふわ感がたまらん、
メロディに乗る感じになれるんだ。
圧に圧倒される曲の続きの中で、ここで、ふわっと乗れるところにくる
この流れがとても良いなあって。


そしてその流れのまま、まあきさんのギターは「春はまだ」
でも、ギター弾きながら、MCをするのが難しいって
歌いながら言ってて(笑)最後の曲だよー♪って。
で、ずっとギターでタイミングはかっているから
曲がはじまるのかなって思ったら、
「みんなありがとー!!!」って、
最初のほうのMCで、感謝の想いがありすぎるから、ありがとうって
言いたくないみたいなこと言ってた割に、
言いまくってたわけだけどイイ人だからって(笑)
ここのありがとうが、なんだか一番キュンとしたな。


で、そのあと地名言うのやってみたかったって
「渋谷ー!!!!!」って、叫んでて、あまりにも似合わなさすぎて
ツボってしまった。春はまだがはじまっても、
あまりにツボって、しばらく笑ってしまったよ(笑)
や、その似合わなさ加減がたまらないんですけどね(笑)
他にもいろいろ面白いこと言ってたのに、
狙っての面白いことでもない部分で
一番ツボってしまったってのも、きっと、意味あること。


アンコールへ。みんなきいちごTシャツをきて。
大きなカタツムリが、大きなどんぐりの頂点にのぼったよって、
もうなんだかわからないけど、
とにかくどんぐりいっぱいな気分になったよ!(笑)


で、新曲、タイトルも決まっていない新曲をやってみます、と。
なんとなくどっかで聴いたことあるような部分もあったりするのだけど
だけれども、こうくるか!!!っていうメロディだったり、展開だったり、
さすがANATAKIKOUという感じのとてもきれいな曲だった。


最後の曲は旅のわかれ。
歌詞も、この曲に限らず割とふっ飛ばしまくりの今日だったけど
なんかもう今日は、そういうのとか関係ないくらい
いろんなものが響いてくる感じだったなー。
みなぢさん側だったからか、やたらベース音も爆音に聴こえたけど(汗)
でもそれ以上に、愛し愛され相思相愛な雰囲気がとっても!!
東京でのライブがやっぱり好きだなあ。
迎えてあげられるんだもん。


おわったあとは、プリンセスプリンセス方式でって(?)
みんな笑顔で前に出てきて手を繋いでお辞儀。
今日ほんとみんないい笑顔!
あっという間の2時間であったよ!!!


終わった後、先輩たちと盛り上がっていたら、
キリンジの方とか、いろいろいらしてたので
テンションも上がるわそらね)
気がついたら、関係者打ち上げの時間だったらしく、
何だか申し訳なかったです...
いやでも、好きな人たちと一緒に素晴らしいライブ観て
そのあとのお酒っていいですね。。。
退院後は、飲まないようにしてたから、
はじめてお酒でふわふわできたかもしれない。小さな一歩。


ほんとうにほんとうに幸せな一日でした。