Beat Happening ! at GARDEN !

city_diving2012-01-28

2012年1月27日(金)
WONDERVER
ANATAKIKOU
はせがわかおり
未完成VS新世界
Any


今日は2012年一発目の東京ANATAKIKOUでした。
仕事帰りに18時30分はなかなかきついもんがあったけれども。
ちょうどついたらAnyのライブがはじまってた所だった。
やったらベースが爆音だったような気がしたんですが、
わりと好きめなメロディだった。


次に未完成VS新世界。MCと演奏の時のギャップがたまらんw
いつもアニメの話しているよなあ。いやでも、よく考えたら
オタだからこそのあの熱い演奏なんだろうか。
今日で解散!だからライブの告知はしない、
みたいなことずっとおっしゃってて
解散の言葉はなんにしても痛いのだけど
いつもそういう覚悟でライブやっている、というのは伝わってくる
ステージでとてもよかった。


はせがわかおりちゃん。かわいい。弾き語り。
ここで、ほっとできる弾き語り、「国会中継」っていう歌が
おもしろくて好きだなって思った。


ANATAKIKOU
ぼんやり、雨/フラストレーション/しんしんと/いけないところで
/RUNAWAYFROM/今日も明日も/シンデレラ


藤井さんのツーブロックにきゅんとした。
あとみなぢさんがノーメガネで帽子姿がむっちゃかわいくて、ほくほく。
松浦さんの今日はよろしく!のあいさつの後、
「ぼんやり、雨」からのしっとりスタート。
続くのが「フラストレーション」って、なかなかすごい繋ぎ。
「夢の歌ですよ!」とか歌の説明とか実況的なの歌うの最近好きだね(笑)


歌が終わった後、松浦さんが「へいへいへいへーいへーい!」と歌ったら
お客さんコールレスポンスがあって「いいね正月!」 ウケタ。
そのあと松浦さん調子に乗って「ぷー!」とコールしたら
お客さんレスポンスなし、松浦さん「ええ!?」いっそうワロタ。
みんなわかってらっしゃる(笑)
ぷー、と、へい(屁)がかかっているって、新年一発目からさすがすぎる。


東京で初めてやる新曲、
レゲエ調なので横乗りでお願いしますー、と「しんしんと」
よかった…!今日やらなかったら冬の歌だし、
しばらく聴けないんじゃないかと思ってたし、東京でも聴きたかったんだ。
雪がまだ少し残っている東京で聴けてほんとよかった。
たぶん京都のときと学さんのキーボードの音変えてたように思ったけど
やっぱり好きだなー。80年代を生きた人にはたまらんと思う。
「いけないところで」やっぱりアウトロがカッコよい!
ファルセットのスキャットだと思っていたんだけど
なんか言葉言ってた気がする、、、聞きとれなかったんだけど(汗
そして4つ打ち「RUNAWAYFROM」へ。
イントロの歌いだし、松浦さん地声で入ったら、後から付いてくるコーラス
誰も入ってこなくて、松浦さん「えええ!?」
松浦さんのまた調子のった所でのレスポンスなし、
さっきはお客さんからされて
今度はメンバーからされている所に、やったらツボってしまって
正直RUNAWAYFROMの1番はずっとひきづって笑ってしまったよ。
いや、愛らしいですけどねそんなのもね(笑)
間奏の学さんのキーボードがサイレン的なのも面白かったな。


ここからまた続きそうな余韻の中、MCなのが「とんちがきいてる」てw
ミュージシャンはアトリエを持って自画像を描く、それが詩を書いたりとか
演奏することです、とか、それはわかるなあとか思ってたんだけど
だんだんよくわからんこと言っているのが、さすがだなあとか思いつつ。
(藤井さんが、「最近どんな本読んだんだ!?」というツッコミ入るくらい)
藤井さんの挨拶は「あけましておめでとうございます」できゅん。


「今日も明日も」「シンデレラ」
今日は全体的に松浦さん歌詞そんなに飛ばさなかったし
(京都ミューズのときがひどすぎた)
言葉がとても良く綴られているように思った。
シンデレラは、なんとなく東京でのほうが良いような気がする。
この歌で心から「この時間が永遠であればいいのに!」と思える時が
思い返すといつも東京で。
いやでもこれはわたし個人的な受け取り方な気もするが。
殺伐とした東京の中でだとか、仕事帰りでだとか
現実から非現実空間へ向かう過程が、たぶん東京のほうが急激なんだな。
狭間感というか。
それと、ホーム感実家感がないピリッとした中で、
というのが良いのかもしれないね。
あくまでもわたしにとってだけど、
バンドと曲と自分がシンクロできるのが
東京のほうが大きいのかもということ。
ミラーボールのキラキラと、松浦さんの声もとても良くて
本当に幸せな気持ちになったのでした。


次の東京ANATAKIKOUは4月。春だね。
関西ライブも平日が多いので
しばらく遠征できそうもないのだけど、たえられるのだろうかわたし…。
とにかく、ANATAKIKOUのライブをみていると「音楽」そのものが
愛おしいと思えてくる。いつもそんな時間をありがとう、大好きです。


そして最後にWONDERVER。ドラムギターベースキーボードって
編成はANATAKIKOUとおんなじなんだなー。とてもさわやかだった。
ベースさんとドラムさんが特にいい表情で目が離せなかった。
曲はアンコールでやってた、いつもライブでやっているっていう曲が
すごくステキだったな。


やっぱりこういう若いバンドが多い対バンだと
ANATAKIKOUのどっしり感(体重でない)は感じられるよね。
全バンドとても楽しかったです。