曖昧な天国に捧ぐ

昨日はスーパームーンっていう、地球と月がすごく接近して
月が大きく明るく見えるっていうから
空見上げて、月に向かって祈っていたら
ipodから「曖昧な天国に捧ぐ」がかかって
胸がぎゅうっとなった。なんか、はまったんだよね。


今までライブで聴いたことあった曲でも
今回のアルバムではじめて聴いた曲であっても、
音源で聴けるってことは
もうきっとまあきさん、藤井さんの
手から離れていって、
どんどん、受け取り手によって色がつけられていくんだろうなって
ちょっと再確認したり。
だいたい、わたしが「きい ちご」買いに行く過程
詳しく書いたのも、それ含めて
わたしの「きい ちご」だもんなーって思ったからで。


で、そこからまたライブで聴けたら、
また受け取るものが違うんだろうし。


今日のMBSラジオで、おっしゃってたけど
今このタイミングで、延期もなくアルバムが出たってことは
ほんとになにか縁があるんだと思う。
とにかくほんっと発売されてよかった、
出てなかったらわたしどうなっていたことか(汗)


今月観に行こうとしてたライブも軒並み中止でさあ、
ぜんぜんライブハウス行けてないし。
楽しみ減るのはけっこう凹む。
だからって、昨日は落語観に行ってそんとき余震で
けっこう大きく揺れて、これがまた怖くって
仮にこれライブハウスにいた時だったら、
もっとこわかったんじゃ、、って思うから
まだ今はライブハウス行くのちょっと躊躇してしまう。
行きたいんだけど、なにか心配になっちゃう心境なんだよね
いまって…。


だから、ほんと新しいアルバムを家で聴けているってことが
どれだけ励みになるか…!!!!


曖昧な天国に捧ぐ、はじめて「きい ちご」聴いた時
うわーって思った、イントロの藤井さんのドラムから!
光がこう、木漏れ日が降ってくる感じが、いいな、と。
で、サビから太陽わーってくる感じも、たまらん。
こういう曲今までなかったよなあ。
「伝言しておくれマラソン」の部分が好きだ。好きすぎる。
歌詞が不思議だな、浮遊感がくる感じ。


さらにいうと、曲終わって「てのひらに」のイントロへ
これが個人的には一番キタ。
「てのひらに」いわゆる「角川映画に流れそう」な曲の
集大成な感じだなと思うんですけど、
いや集大成っていうか、そっからさらに先に行ったって思ったんだ。
1番終わった後の行間ていうか、何度聴いても泣きそうになる。
どんだけ泣かせればっていう。


最初に聴いたのが、松浦さんソロで、
そのあと1月のANATAKIKOUのライブで聴いて、
そして音源で聴いたんだけど、こんなに曲って
服が着せられていくんだなって、
でもって、これからきっとどんどん、
見える景色も増えていくんですよ。
うんうん、やっぱり音楽っていいな、どんな状況でも
好きな曲は好きだー!!ってしみじみ思いながら聴いていきたいよ。


はい、感想長いです(笑)まだまだ続く。